クソ人間で、いいんじゃね

趣味や日々の下らない事を書いていきます。

カメラストラップをレザークラフト(革細工)してみた。(素人解説、初心者おススメ)

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完成品

 

 

(本当は今後自分が作るときに手順を忘れないように頭に落とすために書いてます。)

 

・初心者クオリティで行こう。

セルフハンドメイド最高!!!

 

同時にある知識のない人に自作の楽しみを知っていただけたらなあと思ってゆる~~~く書きます

 

レザークラフトは中3の夏になんかやりたくなって一度財布を作ってから受験勉強しなくては、、ということでその後過疎になってました。

 

数日後に中古カメラが届くので、そいつと一緒の時間を可視化するために、革のエイジングという経年変化による白色から飴色への色変化を楽しもうと思い、久々に道具を出してやろうと思い経ちました。

 

※説明は自分も始めて日が浅いですし、専門知識も豊富じゃないので、専用用語などはあまり使わないようにして書きます。どうしても使う場合は説明を入れます。

 

 

材料編。

 ・革はぎれ

コレガナイトナニモデキナイ

大宮駅前の東急ハンズの上の階で買いました。

(はぎれというのはバックなど大きな製品を作った際に出たまだ使える革のゴミです。

初心者はこれで十分!!!!!!)

 

基本的にハギレは安いので、小物を作る際にはぴったりです。今回は白っぽいヌメ革です。1000円で大きいのとかあります。

大宮店はヌメ革コーナーみたいな棚があり

棚の下にはぎれが並べられてる感じです。

 

 

 

・刺繍針か毛糸止か革細工専用針

菱目打ちで打った穴を縫い合わせるのに使います。

刺繍針か毛糸止は、自分の場合100均で売ってる色々な種類入りの針を針先を紙ヤスリなどで先を丸くして使ってます。

ライターとかで糸通し穴を焼いて硬度アップさせてます(効果があるか知らないけど個人的にあると信じてる。)

毛糸止の方が糸通し穴が大きいので使いやすいです。

 

ぬい針セット

ぬい針セット

 

 

 

 

・菱目打ち

裁断した革に穴を開けるために使います。

自分は1本打ちと4本打ちの菱目打ちしかもってません。

作る物のサイズや、強度を出したいときのニーズで、菱目の刃幅を変えて使うと誰かから聞いたのですが、自分は3mmしか持ってません。

一本打ちなら東急ハンズで600円で売ってました。

貫通させるので机が傷つかないように、カッター板の上で作業してください。

猛者はフォークとかで代用するのかな?それともキリとか目打ち??

 

クラフト社 革工具 1本ヒシ目打 2.0mm 8231

クラフト社 革工具 1本ヒシ目打 2.0mm 8231

 

 



 

 

・糸と蝋(ロウ)

革を縫い合わせる為に使います。

基本は専用糸に蜜蝋(ミツロウ)などを引いてロウ付き糸にして縫い合わせます。

蜜蝋などが既についてるものもあります。

代用品はタコ糸とか、少し太くて強度がある糸を使えばいいと思います。

蝋も障子や襖の滑りを良くする100均の蝋とかでもいいと思います。

 

 

 

 

 ・トコノール

革のけばけばした面や切断部の側面を整えたり、劣化に強くさせたりする液性の樹脂です。

昔は代用で水で薄めたボンドとか使ったりしましたが、想像以上にザラザラになるのでおススメしません!!!

色をつけれるやつなどありますが、自分は無色のやつを使ってます。てか無色が一番安いです。

 

レザークラフト用 床面仕上剤 トコノール 120g 無色

レザークラフト用 床面仕上剤 トコノール 120g 無色

 

 

 

・ガラス板

トコノールを塗ったけばけば面を磨くのに使用します。

自分はチョコラBBスパークリングの透明瓶を使って代用してます、今もコンビニで売ってるかな?大きすぎず小さすぎず、持ちやすいのでおススメです。

似たような物で丸い面があるやつならなんでもいいと思います!!!

 

エーザイ チョコラBBスパークリング 140ml×24本

エーザイ チョコラBBスパークリング 140ml×24本

 

 

 

・木槌(キズチ)

菱目打ちをトントンして革に菱目をつける時に使います🔨

自分は金槌しか持ってませんが、叩くとうるさいので、布を菱目打ちの打面に被せて使ってます。

もしくは金槌は使わず、菱目打ちを押し込んで菱目を打ってる時もあります。

今回のカメラストラップは1本菱目打ちで全て押し込み打ちで目打ちしました。(朝や夜中に作業したい人にオススメ)

4本菱目打ちは革との接地面が多くなり、力を入れる量が大きくないと打ち込めないので、押し打ち込みは一本菱目打ちで打って下さい....

最悪肩とか首とか逝っちゃうかもしれないので....

 

 

・カッターとカッター板

自分はデザインカッターを使ってますが力が入りずらいので、力が入る別たちがオススメです。

本当は革包丁がいいのは分かってますが、まあ初心者クオリティって事です。

 

オルファ(OLFA) 別たち 56B

オルファ(OLFA) 別たち 56B

 

 

・大きいクリップ

 なんだかんだ一番必要だったりする。

自分の手が増えた感覚に陥るほど便利です。

確か自分はスーパーで4個入りを買いました。

 

 

 

とりあえず必要なものはこんな感じですが、めちゃくちゃ多いです。

だけどここは初心者クオリティで、最初は代用品を使って後から道具を揃えてもいいと思います!!!!!

 

 

とりあえず作ってみた 

(写真あんまり撮らなかったのでイメージが付き辛いですが、頑張って説明してみます。)

 

今回はPENTAX Z-1P(いつのカメラだよ...)のストラップを参考にして型紙を作ってみました。

フォトショやら、illustratorやらなんて金ないのでもってないのでもちろんすべて手作業です。

正直ここは努力次第でどうにかなります。

型紙は水彩画用の堅い紙で作って、シャーペンなどで銀面(革のすべすべの面)に見えるか見えないか程度でケガキしていきます。

本来は銀ペンという革ケガキ用ペンがあるらしいのですが、ここは初心者クオリティでうまくやっていきます。

今回は長い面と短い面の二枚と日本の1cmより細い幅の紐革を使って作っていこうと思います。

※型紙はA4用紙にうつしたものをのせておきます!!参考程度に利用してください!!

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ケガキに沿って裁断。(めちゃ力いる。)

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紐革ははぎれの中で一番長い紐が切れそうなところを1cmはばぐらいで裁断しました。

PENTAXのストラップには1cm幅でちょうどよかったのですが、Canonのストラップでは太すぎるように感じたので、ご使用のカメラに合わせて裁断してください。)

一回で切り切れなかった場合は二度切りすると思いますが、この時ズレたり、別のところ切らないように注意!!!

 

切った革のトコ面(けばけば面)にトコノールをつけて磨いていきます。

 

ボンドで接着していきます。適当につけて薄くのばしたほうがいいです。

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型紙を裁断するとわかるように長いパーツのほうが長く設定されていますが、これの理由は首にかけたときに丸くしなるので、それを考慮し、常時しなった形状を維持できるようにこの設計にしました。

 

まずはじめに短いパーツの両端に裁断した紐革を同じ長さになるように貼り合わます。

(この時クリップを使うと楽です。)

 

次に長いパーツと短いパーツを重ねて、丸くしならせ状態で長いパーツと短いパーツをボンドで張り合わせます。

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(この時もクリップ使おう。)

 

貼り付けが終わり、ある程度形になったら、少しぐにゃぐにゃとなじませたり、首にかけたりして、ちょっと楽しみましょう。

 

菱目打ちする場所に跡をつけていきます。

直線部はフォークや多本目打ちを革に少し押し込んで、跡をつけると楽です。

直線がきれいに出るよう丁寧に跡をつけていきます。

(この時、フォークの外側の二本を、前につけたの跡2つにわざと重ねてあげるとうまくいきます。)

 

跡にそって菱目打ちをしていきます。

ここも慎重にやりましょう!!

 

終わり。

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きれいに打ち込み終わったら、つぎは手縫いしていきましょう!!!

手縫いのやり方はここのサイトを参考にさせていただきました!!

革をきれいに縫い合わせる方法とコツ | レザークラフト入門講座

 

最後に革ひも部分に強度を持たせるために、同じことをします。

 

最後に革の角にあたる部分やコバ(切って出来た面にヤスリをかけて、トコノールをつけて角がなくなるようにガラスで磨いてあげれば終わりです。

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完成品

※ストラップのプラスチック金具はキャノンの既存品を流用しています。

 

とりあえずおわったね。

正直疲れたし、ほかのサイトのほうがわかりやすくて、俺が書く必要もないよなあと、平昌オリンピックの開会式を見ながら思いました。

 

だがしかし、初心者は莫大な情報量のなかで、どこかで工夫してお金をかけずに始めたいと思っているはずなので、代用品などのところで、このゆるゆるでわかりにくい記事も役に立てばいいなと思います。

 

とりあえずDIY最高!!!!!!!

自作最高だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!